「電話占いなんて、本当に当たるの?」

利用する前は半信半疑だったけど、こちらの情報は何も伝えてないのに、

「長年苦しんでいるご主人の浮気についての相談でしょう?」
ズバリ悩んでいることを言い当てられてびっくり。
「この占い師は本物だ!」
と、すっかり信用してしまった。
いえいえ、その前に、知っておいていただきたいことがあります。

他人に知られることなく、いつでもどこからでも電話で相談できる電話占いサービスは、恋愛やキャリア、家族の問題に悩む多くの女性に支持されています。

電話占いで活躍する占い師の中には、マスコミや対面占いで活躍する実力派占い師もいます。
しかし、電話占い市場は、年々拡大し数百億円規模とも言われています。市場規模が拡大するにつれて、占い師の数が足りなくなってきており、経験の浅い占い師や素人占い師が一定数紛れ込んでいるのが事実です。

そういった占い師たちが、相談者が満足する“当たる占い”をするために使っているテクニックがあることをご存じでしょうか。

占い師にはコミュニティが存在し、占い師同士がそのネットワークを通じて情報交換をして“当たる占い”を演出しているという噂もあります。

これらのことを知らないで、素人占い師を本物だと勘違いしてしまうと、高い鑑定料をドブに捨ててしまうことになりかねません。

本物の占い師を見極めるため、占い師のコミュニティや占いを本物に見せるテクニックについて紹介します。

騙されちゃダメ!占い師が使うコールドリーディングとは?

騙されちゃダメ!占い師が使うコールドリーディングとは?
コールドリーディングという言葉を聞いたことはありますか?

コールドリーディングは話術のひとつで、占い師、宗教家、霊能者、魔術師、詐欺師などが使う他、営業マンのセールストークや、警察官の尋問、そして心理セラピーなどにも使われているテクニックです。

そして、実は私たちも、普段日常生活の中で簡単なコールドリーディングを使っているのです。
例えば、機嫌の悪そうな相手に、直接「何かあったの?」「機嫌悪いの?」と聞くのではなく、「今日は天気が悪くて気分が落ち込むね」などと遠回しに話しかけた経験はありませんか?

また、相談をされて、反対した方がいいのか、賛成した方がいいのか迷った時、とりあえず「うん、そうだよね」と相槌を打ち、相手の思いを汲み取ってから、背中を押して欲しいのだなと感じたら「賛成だよ」、無謀だから止めて欲しいのだなと感じたら「今は時期尚早じゃないかな」と答える、これもコールドリーディングの手法です。

コールドリーディングはこのように、相手との何気ない会話で探りを入れて、相手の今の状況を探っていくテクニックです。

占いでもこのコールドリーディングの手法は使われています。
簡単な例で紹介しましょう。

不倫に悩む女性が電話占いを利用したとします。

占い師「あなたの心の中は悩みでいっぱいで出口を探していますね」

…電話占いに電話をしてきた、暗いトーンの声の相談者であれば、ほぼ当てはまります。

相談者「はい、今日は恋愛について相談したいのです」

占い師「あなたは、恋愛に振り回されて疲れ切っているわね」

…これも、恋愛に悩む人ならほぼ当てはまります。

相談者「そうなんです。彼には奥さんがいて、私これからどうしていいか、わからなくて」

占い師「あなたは理性ではわかっていても、情熱的で感情に流されやすいわね」

…不倫に悩む女性であれば、理性より感情という人は多いのではないでしょうか。

相談者「ええ。こんな関係ずるずる続けてはいけないとわかってはいるのですが…」

占い師「待ってね。あなたの未来を占ってみましょう。そう…これからあなたは運命の人に出会います。だから、今の関係に悩むのなら、少しずつ感情を制御していって、新しい出会いのためのスタートを切れるように一緒に未来を変えていきましょう」

相談者「ありがとうございます!」

これは単純な例ですが、このように相談者は占い師をよく見えている本物の占い師だと錯覚してしまいます。しかし、全て占い師がコールドリーディングのテクニックで相談者から情報を引き出しているのです。

もちろん、コールドリーディングを使うから、その占い師がインチキだというわけではありません。電話占いという顔と顔が見えない環境で、相談者が占い師を信頼して全てを話すには時間がかかります。

そこで、占い師はコールドリーディングの手法を使って、少しでも早く相談者がその場に慣れ、占い師を信じて悩みを打ち明けられるように誘導している面もあることは覚えておいてください。

コールドリーディングという手法があることを心に留めて、導入部でコールドテクニックを使われただけで、「この占い師は本物だ!」と信じてしまわないように注意しましょう。

事前調査が肝心のホットリーディングとは?

事前調査が肝心のホットリーディングとは?
コールドリーディングトとともによく知られたテクニックとして、ホットリーディングという手法があります。ホットリーディングも、私たちは日常生活の中でよく使っています。

例えば、取引先の部長が老舗菓子店の和菓子が好きと聞いて、それを買って手土産にする。
婚約者の父親がゴルフ好きだと知って自分もゴルフを始めて、雑談でゴルフの話を振る。

ホットリーディングとは事前調査で相手を調べておき、その情報を使って相手の心をつかむテクニックです。占いでもこのホットリーディングは使われています。

霊能者の対面相談で予約した時間に指定された場所へ行くと、秘書が出て来て、「先生は前の鑑定に時間がかかっておりますので、しばらくお待ちください」と待合室に通され、お茶を出されて、秘書と雑談をしながら待つことになります。

そして、その雑談の中で秘書は巧みに相談者の情報を聞き出して、何らかの方法で霊能者に情報を伝え、霊能者はさも霊視を使って見えているかのように振る舞うのです。

また、事前に相談者の名前がわかっていれば、ネット検索でSNSを探し当て、性格、嗜好、人間関係などを把握しておくことも可能です。

電話占いでも、ホットリーディングを使うことは可能です。
電話占いは、会員登録の時点で氏名と誕生日はわかりますから、姓名判断や星座占いなどを事前に準備をしておくことは可能です。

また、所属する電話占いサービス会社が、占い師に毎回相談内容を記録するよう義務付けていれば、占い師は前回の占いを見ることが可能です。

相談者が電話をすると、「○○さん、その後彼氏との関係は改善しましたか?」と言われ、「人気の先生で、鑑定は久しぶりなのに、私のことを覚えていてくれた!」と感動する。しかし、記録を見ればわかることかもしれません。

また、その情報を同じ電話占いサービスの占い師同士が共有することも可能です。
そのため、占い師に変えたとしても、前回の相談内容は記録を見ればわかるため、「あなたの悩みは何も言わなくても見えてきます…」と“当たる占い”を演出することはできます。

実はこの情報共有、電話占いサービス会社内だけではなく、占い師コミュニティ、または占い師ネットワークというものがあって、所属の会社に関係なく相談者の情報が共有されているという噂があります。

次は、占い師のコミュニティの噂について、紹介します。

占い師のコミュニティとは?

占い師のコミュニティとは?
長く活動している占い師は、所属する会社を何社か変わっていると、変わるたびに占い師の人脈が増えていきます。中には、1人で2社、3社の電話占いサービスに掛け持ちで所属している占い師もいますので、占い師としてライバル同士と思っていたら、実は同じコミュニティの一員だったということもあります。

また、全く別の電話占いサービスだと思っていたら、運営会社は同じだったということもあり、インチキ占い師やネットワークでつながっている可能性があるのです。

一度占いにハマってしまうと、別の占い師に見てもらって新たな鑑定結果を聞きたいと思うことがあるようです。そして、そういう人たちは、1社だけでなくいくつもの電話占いサービスに登録をしていたりします。

前回は占星術の占い師だったから、今回は霊視、次はタロット占い…といろいろな占い師の鑑定を受けて、そのどれもがピタリと悩みや恋愛相手のことを言い当てるので、ますます占いにハマってしまう…。

しかし、これは占い師のコミュニティで、相談者の氏名や年齢、職業、過去の悩み事などが情報共有されていて、初めての鑑定で事前情報なく占った結果のように見せかけているのです。

本物の占い師は、このようなコミュニティやネットワークがなくても自分の実力で電話占い業界を生き抜いていけますが、そのような占い師は10人に1人、100人に1人と言われています。

経験が乏しい占い師やインチキ占い師は、コミュニティやネットワークの力を借りて、相談者の信頼を勝ち得ていくしかないのです。

本物の占い師を見つけるために知っておきたいポイントは?

様々なテクニックやネットワークを利用して本物の当たる占い師を演じている占い師がいる一方で、そのような手法を使わなくても“当たる占い”をする本物の占い師がいることも確かです。

そのような本物の占い師を見つけるためには、どのような点に注意したらいいのでしょうか。

ここでは、本当に力のある占い師を見つけるためのポイントについて紹介しましょう。

1.採用基準が厳しい電話占いサービスに所属しているか

しっかりした運営を行っている電話占いサービスは、占い師の応募が多く、厳しい採用基準を設け、オーディション合格率を絞って採用しています。

そのような電話占いサービスに採用された占い師は、力があると考えていいでしょう。大手の電話占いサービスであればさらに安心です。

2.鑑定歴が長い

ネット社会の今、良い噂も悪い噂もすぐ広まってしまいます。長い鑑定歴がある占い師は、評判を落とさず、長年支持を集めてきたということですので、力のある占い師であるといえます。

3.口コミ評価が高い

口コミ評価が高い占い師は、力があると言えます。ただし、公式サイトの口コミは、良い評価しか載せていない可能性がありますので、外部の電話占い掲示板や口コミ比較サイトを参考にするといいでしょう。

また、その際にも短文の口コミはあまり参考になりません。やらせや自作自演の可能性もあるからです。長文で、具体的に書かれている口コミを参考にしましょう。

4.やや高めの鑑定料

新人占い師やあまり人気のない占い師の鑑定料は、その電話占いサービスの最低単価であることが多いので、最低単価の占い師は避けましょう。

また、最高額の占い師は、力がある占い師かもしれませんが、その電話占いサービスが総力を挙げて売り出している占い師なので、なかなか予約が取れない可能性があります。相談者がピンチの時に相談できないのでは、なんの助けにもなりません。

鑑定料がやや高めで、人気ランキングでいえば2番手3番手位の占い師がおすすめです。

5.プロフィール写真に顔を出している占い師

プロフィール写真に顔を出している占い師は、自分の占いに自信を持っている証拠です。顔を出していても、西洋の占い師のような衣装や巫女、陰陽師の衣装など、奇抜な格好をしている占い師は、一度プロフィールをじっくり読んでみましょう。

本当に陰陽師の末裔であるとか、神社の生まれであるとか、本当にその衣装と関わりのある経歴であるなら検討の余地はありますが、イメージ戦略でそのような衣装を着ているのであれば選択肢からはずして構いません。

顔出ししていて、その写真を見た印象で、オーラがある、相性が良さそう、信頼できそうと思えるのが一番良いのです。

また、顔出しは不可でイメージ写真の占い師の場合は、実力はあるが顔出しを避けている人の場合と、別名で他の電話占いサイトでも占いを行っている人の場合があります。プロフィールを読んで検討して、気になるようでしたら1度占ってもらった印象で判断してみましょう。

占い師のテクニックやコミュニティの噂と当たる占い師の見極め方を紹介しました。
電話占いという顔が見えない占いは、占い師のテクニックにうっかり騙されてしまう心配がある一方で、リラックスして誰にも言えない悩みを話すことができるというメリットもあります。

ぜひ今回の記事を参考にして、信頼できる本物の占い師を探してください。